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間違った医学部受験の常識②

さて、前回は私が医学部を目指してから独学を決意するまでのお話をさせて頂きました。

今日はその続きからです。

独学を決意してから、まず一番初めに調べようと思ったことは、何よりもまず

世間でまことしやかに囁かれている医学部受験の常識は正しいのか

私が医学部受験を目指したのは、もう8~9年も前のことですが、当時よく医学部について言われていたことは


①国立医学部はどの大学でも東大理Ⅰ、理Ⅱより難しい

②センターは90%以上が基本

③医学部は進学校出身者でも、二浪、三浪当たり前

④医学部にいくなら駿台市ヶ谷など医学部専門の予備校にいかなきゃダメ


他にもいろいろありましたが、主に言われたのがこんな感じの内容が多かったと記憶しています。

もちろん、言うまでもなくこのすべてにおかしい点があります。

ひとつひとつ見ていきましょう。

①国立医学部はどの大学でも東大理Ⅰ、理Ⅱより難しい
これは完全に嘘です。
そういう時代もあったのかも知れませんが、私の時代には既に国立医学部のセンターボーダーは下降傾向でしたし、
医学部増加の定員も増加し、むしろ難易度は下がっていたはずです。
しかし、この迷信は色々なところで大変よく聞きました。
医学生など医学部関係の人よりも、医学部と関係ない大学生チューターや、予備校職員がよく話していました。
現在、東大理類よりも難しい医学部は、旧帝医や医科歯科など一部のみです。
個人的な感覚として東大理科一類と同じくらいの難易度が千葉医くらいな気がします。


②センターは90%以上が基本
これは半分正解半分間違いです。
センター90%以上確保できれば確かにかなり受験を有利に進められますし、センター比重の方が大きい大学では、
出来ることなら、90%近い得点率が欲しいところではあります。
しかし実際、90%というのはかなり大きな壁です。
意外かも知れませんが、上位医学部志望の人でも平気で9割を切ります。
今の時代、基本は86%~におくべきでしょう。
86%あれば、二次で十分逆転可能です。逆転可能というよりそももそも大学によっては不利にならないかも知れません。


③医学部は進学校出身者でも、二浪、三浪当たり前
これは非常に危険な迷信ですね(笑)
なんとなく浪人が許されるような気分になってしまいますが、実際入学者は現役と一浪がほとんどです。
ただ、三浪は少ないですが、二浪は珍しくありません。
それと、再受験の皆様が一番気にするのは、年齢についてだと思いますが、
単純な浪人ではなく、再受験の場合は、少なくとも私の大学は差別されているような印象を受けません。
私の知るだけでも20代後半入学している人が何人かいます。
それに再受験の方は、明確な目的意識をもって、もう一度受験をしていらっしゃるからか入学後の成績の良い方が多いです。
やはり重要なのは年齢ではなく学科の成績です。
ちなみに私の大学は、再受験生に厳しい大学としてよくネットに書かれていますが、それも間違いの1つですね(笑)


④医学部にいくなら駿台市ヶ谷など医学部専門の予備校にいかなきゃダメ
これは嘘ですよね(笑)
それは、このブログの中で散々述べてきた通りです。
ちなみに大手予備校の医学部対策に強い校舎ならまだしも(それも本当は不要だと思いますが・・・)、
医学部専門予備校と検索すると年間学費数百万の医学部専門予備校がびっくりするくらい出てきますが、言うまでもなく、この手の予備校も不要です。
というか予備校の学費として年間数百万って色々とおかしいと思うのですが、この手の予備校が成立してしまうのが、医学部受験の恐ろしいところとも言えます。
もし皆様が予備校に話をいくことがあるとして職員などから「〜しなくちゃ受からない」「〜コース、〜予備校が一番確実」みたいなフレーズが出てきたら要注意です。
受験生一人一人にそれぞれスタート地点が違うのに最大公約数的に授業が展開される予備校が一番確実はちょっとないんじゃないかと個人的には思います。
絶対に一人一人に合った勉強法やペースというものは存在します。
その最も大切な受験生一人一人に合った勉強法やペースを軸に、ときにはそれを修正しながら、堅実に実力をつけていくのが確実な方法というものでしょう。


と色々と突っ込みを入れてきましたが、つまり何が言いたいのかというと世の中で言われている常識は、
実際に、調べたり、自分が体験したりすると間違っていることが多々あるということです。

そして、何より大切であり、忘れないで頂きたいことは、語弊を恐れずに言えば、

医学部に合格することは難しくない

ということです。
医学部は難しい、医学部を目指すならこの参考書をやらなきゃいけない、この予備校に入らなきゃいけない、この勉強法の本を読まなくちゃいけないと謳っているサイトや本はいくらでも見かけますが、「医学部は難しくない」と言っているサイトや本はめったに見かけません。
しかし、事実、医学部は難しくない、もう少し丁寧に言えば、もちろん他学部より難しいのは認めますが、世間で言われているほど難しくないのです。


その理由を私の受験経験を交えながら次回更新以降具体的にお話していきたいと思います。
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Author:ぴと
1年間の大学生活と1年間の浪人生活を経て、現在都内某旧設医学部医学科(慈恵医大)在籍中




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